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A7V のバックアップ(No.3)
ビークル | 攻撃機 | 爆撃機 |戦闘機 | 重爆撃機 | 戦車 | 重戦車 | 軽戦車 | 自走砲トラック | 突撃戦車 | 強襲トラック | L級駆逐艦 | C級飛行船 | 馬 | 地上車両 | ボート | Yライター揚陸艇 | 固定武器 | 概要
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| A7V突撃戦車 | |
| 全長 | 8.00m |
| 車体長 | 7.34m |
| 全幅 | 3.1m |
| 全高 | 3.3m |
| 重量 | 30t~33t |
| 速度 | 15km/h(整地) 8km/h(不整地) |
| 乗員数 | 18名 |
| 装甲厚 | 30mm(前面) 20mm(後面) |
| 行動距離 | 60km |
| 武装 | 26口径57mm加農砲×1 7.92mm重機関銃MG08×6 |
A7V の乗員は 18名 で、車長、操縦手、そして各砲や機銃に砲手と装填手を 1名 ずつ、そして機関兵が前部と後部戦闘室に 1名 ずついました。
内部通話装置はなく、車長は各砲手や機銃手に射撃命令を下さなければならなかったのですが、もちろん不可能でした。
A7V の配備は 1917年10月 から始まり、陸軍は 100輌 を発注しましたが、戦闘モデルは 11輌 のみで、他の車輌は A7U 輸送車でした。
陸軍ははなから A7V が戦闘で大して役に立つとは考えていませんでした。
ドイツ軍は A7V の問題を把握しており、その部品を利用して鹵獲した菱型戦車を模倣しようとし、全周履帯を持つ A7V/U (Umlaufende Ketten) の開発に取り掛かります。
主砲は 77mm砲 に強化され、菱型戦車としてはかなり強力なものになる見込みでしたが、試作機が完成したのは 1918年6月 で、発注が行われたのは 9月 でした。
この頃にはドイツ軍の敗北は濃厚で、A7V/U は実際に生産されることはありませんでした。A7V/U が生産された暁には、機銃付きのキューポラが追加された発展型の A7V/U2、そして機銃のみを装備した A7V/U3 も計画されていました。
しかし、これらの戦車が第一次世界大戦の戦場を走ることはありませんでした。そして、第一次世界大戦後、軍備縮小によりドイツの戦車開発は一時中断されます。
1918年4月24日にはマークIV戦車との史上初の戦車戦を行っています。


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