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コーデックス/オスマン・クルチ
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オスマン・クルチ
Turning Tides


クルチはトルコ民族の伝統的なサーベルで、15世紀後半まで出現をさかのぼることができる。反りのある片刃で、ヤルマンと呼ばれる刃の広がった先端部分により斬撃力が増す造りとなっている。高品質な鋼を素材とし、彫金で飾られていることが多い。


クルチは主に斬るための武器だが、反りのある刃と鋭い切っ先により、盾を回り込んで攻撃することも可能だった。中世において、トルコ発祥のクルチは中東の他の文化圏にも広まり、20世紀に至るまで広く使われ続けた。オスマン帝国においては、1800年代初めに軍隊の近代化が進む中で、クルチが西洋式のサーベルに置き換えられていったが、一般市民の間では、クルチは依然として民族衣装の一部として身に着けられていた。20世紀への変わり目には、オスマンの衛兵や高官の間で、クルチの帯刀が愛国心の象徴としてふたたび広がりを見せたこともある。

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